Tama Tabi

のんびり、気ままに日々の日常を綴ります

【実体験】書痙(しょけい)で手が震えて字が書けない!

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タイトルにあります「書痙」、皆さんご存じでしょうか?

「書痙」は人前で字を書く際に手が震えてしまい、
字が思うように書けなくなってしまう対人恐怖症の症状の一つとされております。

私はこの症状が20代前半くらいから発症し、
未だに特定のシチュエーションでは、手が震えだして字が思うように書けません。

今回はこの書痙について、詳しく書いていきたいと思います。

書痙とは

人前で字を書く際に緊張から手が震えてしまい、字が書けない病気になります。
字を書く以外にも、コップを持った際に手が震えたり、
人としゃべる際に手が震えたりといった症状もあります。

私の場合は、結婚式での記帳の際に毎回手が震えます。
ほんの数秒間なのですが、頭の中は大パニック状態です。
勢いと気合で毎度なんとか書いてますが、手は思うように動いてくれず、震え字です。

寄せ書きを書く際にも、症状が出ることは多いです。
とにかく周りに人がいて、見られている中で字を書く状況の際には、
高確率で手が震えます。

字を書く以外には、仕事で来客されたお客様にお茶を出す際にも手が震えてました。
(現在は転職して、このシチュエーションはほぼ無縁!)

一度、会社の役員とそのお客様用にお茶を出す際に、誤魔化せないほど手が震えて、コップを机に置くまでの間のコップのカタカタ音がすごかった時がありました。
小さめの会議室に響き渡るカタカタ音。
地獄の時間でした。笑

あとからその場にいた上司に心配されるくらいには、コップの揺れが尋常じゃなかったです 笑

書痙の原因

極度の緊張や字を書くことへの苦手意識が原因とされております。
他には、字を書く仕事に就いている方(教師、文筆家等)に、発症者が多くみられるそうです。

私は病院で診てもらってはいませんが、
他の対人恐怖症の症状(赤面症・スピーチ恐怖等)や過去にパニック障害を経験していることから、極度の緊張から発症しているのかなと思っております。

発症しやすい性格

性格の傾向としては、神経質で不安になりやすい方が発症されやすいとされているそうです。
遺伝的要因からも発症するとこもあるそうです。

治療方法

書痙は対人恐怖症の一つの症状になるので、対人恐怖症の治療となります。
治療方法は薬物療法や、森田療法認知行動療法自律訓練法等になります。

私はどうしているかといいますと、もう諦めてます 笑
放置です。
もう5年以上はこの症状と付き合っていますが、震えが起きるシチュエーションにあまり出会わなくなってきたということもあって、特に何もしておりません。
それでも、発症している時は変な汗かきながら字を書いているので、
たまにの発症でも辛いものはあります。

なので頻繁に症状が発症して辛い思いをされている方は、
早めに病院で診ていただき、ご自身に合った治療を行っていただくことを、
おすすめいたします。

さいごに

ここ最近、この特定のシチュエーションに手が震える症状に名前(書痙)がついていることを知りまして、改めて自分は緊張しやすいタイプなんだなと認識しました 笑

ただテンションが上がっている時には、症状が落ち着いている気がするので、「大丈夫!いける!」という根拠のない自信でテンションを上げて勢いで乗り越えていくのが、今のところ自分には一番ベストな対処方法なのかなと思ってます。

今後また人前で字を書くなどの機会が増えるようでしたら、病院に相談しに行こうかなと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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